【読書日記】フェイスブックをつくったザッカーバーグの仕事術

本紹介
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こんにちは、管理人のみしぇるです。

今回は経済・経営ジャーナリストの桑原晃弥さんが書かれた「フェイスブックのつくったザッカーバーグの仕事術」(2012年著)を紹介します。

仕事ができるようになりたい。

近頃自分の成長が感じられないわ。

仕事ができるようになりたい。

もっと成長したいと思うことはありませんか。

私はこの本に出会うまで、毎日を同じように繰り返すだけの日々は安全だけど、なんだかもうちょっとがんばりたい、もうちょっと成長したいと思っていました。

この本は2012年に書かれたものなので、現在のFacebook(現Meta)とは異なり、Facebookが飛ぶ鳥を落とす勢いで大きくなっているときのザッカーバーグのことが書かれています。

仕事ができる人はいったいどんなマインドセット(思考パターン)を持っているのか。

成長するにはどんなマインドセットを持ったらいいのか。

この記事はこんな人に向いています。

・ザッカーバーグに興味がある人
・仕事ができる人のマインドセットに興味がある人
・自分を成長させたいと思っている人

では早速見ていきましょう。

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目次紹介

・第一章 ムリは必ずする ユーザーは待たない

・第二章 「仕事」はしない 面白さが利益を生む

・第三章 お金は見ない 売れば失う

・第四章 「戦争」をしない 我が道を行く

・第五章 ハッカーを集める 人が技術になる

・第六章 熱に浮かされ続ける 夢が世界を揺るがす

この本のメインテーマ

この本を通して著者が最も伝えたいこと。

それは「ザッカーバーグが『世界をより良くする企業』を創るために、どう考え、どう行動したか」ということです。

今や生活になくてはならないものとなったSNS。

これを生み出し、世に広めたザッカーバーグは何を目的にして、どう考え、それを実現するためにどう行動したのでしょうか。

この本はやる気を出したい人に火をつける内容になっています。

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主婦でも参考にしたい仕事術 3選

天才の仕事術で参考になるものなんてあるの?

ザッカーバーグは、スティーブ・ジョブズのような天才の1人なので、すべての考え方や行動は参考になりませんが、その中でも普通の人でも取り入れやすいものを紹介したいと思います。

早く行動する

興味を持ったもの、知りたい、やってみたいと思ったことはすぐに調べる、見に行く、取りかかるなどしてみましょう。

ザッカーバーグは「一番大事にしていることは、素早く動くことだ。(move fast)」という考えのもと、猛烈なスピードでFacebookを創ることに取りかかりました。

いきなり始めるなんて、彼が天才だったからでしょ?

まずは準備をしっかりすることの方が大事では?!

確かにザッカーバーグは天才なんですが、誰でも何かを始めるときに、入念な準備は必要ないのです。

必要なのは、「不完全さ」と「失敗」を最初から「有り」にすることなのです。

「失敗したら修正すればいい。積極的な失敗は成功に変えられる。」という彼の言葉から、天才であっても、最初から成功すると思って始めていないことが分かります。

失敗しない準備や、「まだ足りないのでは?」と準備を疑うよりも、まずは勇気を出して一歩を踏み出してみましょう。

失敗してもそれは当たり前のことなので、何も気にすることはありません。

失敗した時に、問題は解決すれば良いのです。

なんでも一人でできる人はいない、と知る

ザッカーバーグは他社に負けないように優秀な人材を集めていましたが、それでも自社だけ開発できる範囲はたかが知れていると分かっていました。

「必要なものをことごとく自分達の手で立ち上げることはできない。人はそれほどまでに優れていない。」という言葉からそれが伺えます。

自社独り勝ちを追及するより、業界みんなで市場を大きくしていく方が、結果として自分も大きな利益を得ることができます。

これは日常生活に置き換えると、私たちも自分一人で仕事や家事など、やらなくてはいけないことを一人で抱え込むのではなく、だれかと分担して回せばよいのです。

あなたが一人で抱えて潰れてしまうことの方が、業界(周りの人)にとっては損失です。

優秀な技術者や天才でさえ、限界があり、分業するのですから、普通の人ならば遠慮なく人に相談や、助けを求めれば良いのです。

でも、人に迷惑かけちゃいけないよね…

「人に迷惑をかけてはいけない」と考えるのではなく、もともと人間には限界があり、いつでもなんでもできるようにできていないと知って、「自分を追い詰めない」ことが大切なのです。

見本となる先生を探す

成長したいと思ったら、まずは自分が興味を持つ分野で見本の存在を見つけると成長が早くなります。

ザッカーバーグは、業界の先輩・スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツに会って話しを聞いています。

ビル・ゲイツからは、会社を立ち上げることで『大金を手にできる』ことを教えてもらい、スティーブ・ジョブズからは『世界を変えられる』ことを教えてもらったそう。

ザッカーバーグは「世界をオープンにしたい」という世界をより良く変えることに関心があったので、同じ価値観を持つジョブズによく話を聞いていたようです。

「FacebookとAppleは、利益ではなく、世界に変革をもたらすことを目指している企業だ」とザッカーバーグは言っています。

今では衰退気味のFacebookですが、一時期は見本となる企業を参考にどんどん成長していきました。

理想のお手本を見つけると、人は勇気を得て、仕事・興味追及できるようになるのです。

でもそんな人、なかなか身近にいないけど…

現実に身近で見つけられない時は、テレビやYouTube、本から見つけてもいいです。

憧れの存在がいること自体が、成長を助けてくれるからです。

おまけ:働く目的をお金以外にも持つ

ザッカーバーグは「人生をお金に潰されないと決めたんだ。」と言っています。

彼にとって働く目的は、お金よりも「世界をより良く変えること」の方に重きが置かれていました。

お金に情熱を燃やせる人もいると思いますが、それを持続可能にするためには自分の強い信念や興味があるとより良いです。

お金のためだけでは、ツライ状況になったときに「一体何のために、こんなにがんばらなくちゃいけないのか…?」という思いになるからです。

まとめ

天才・ザッカーバーグの、Facebook創業時から成長真っ盛り時期の考え方の一部を紹介しました。

若くて優秀で有名な大企業の社長にもたくさんの苦難や苦労があり、それを超人的なマインドセット(思考パターン)だけではなく、普通の人も参考になるようなマインドセットでも乗り越えていました。

まずは興味のあることや、成長するためにやった方がいいことを、少しでも早くスタートさせることから始めてみてはいかがでしょうか。

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編集後記

ザッカーバーグは努力家で情熱家!

この本を通してすごく感じたこと。

それはザッカーバーグが自分の目指すものへの想いの強さです。

ザッカーバーグは「世界をより良く変える」ために、「世界をよりオープン」にしたい。

その手段として「今なにがおきているか、よりよく理解したい」「よりたくさんの情報を共有したい」という人の本能に応えたい、というのが伝わってきました。

Facebookってそういう信念の元生まれたものだったんだなぁ、と驚きました。

SNSは当然、良い面・悪い面あるので「世界はより良くなった」と言い切ることはできませんが、確実に世界を変えましたよね!

世界中の人々を身近にして、世界中の無名な人の意見も世界中に発信できるようになるなんて、私が子どものころには想像もできませんでしたよ~(笑)←しょうもないコメント。

近頃のアメリカは次々生まれてくる天才が、どんどんすごい発明をして、世界の常識を容赦なくガンガン変えていきますが、「世界の常識を変えるスピード、ちょっと早すぎません…?」と心配になる日本在住、時代遅れの専業主婦は思うのでした・・・。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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