読書はお好きですか?
私はビジネス書や実用書が好きで、たまに小説やエッセイ、雑誌を読みます。
この本の出会いは図書館。
なにげなく図書館の中をぶらぶら歩いていたところ、なんとなく目に留まりました。
そして手に取ってみるとなかなか面白そうだったので、読んでみました。

本を味方につける本 —自分が変わる読書術 (14歳の世渡り術)
心に刺さった前書き
著者は、本はあなたがひとりでいる時間の味方になってくれる、と語っています。
私は人と話すのは好きなんですが、マンツーマンに限るという性質を持っています。
3人以上になると、空気を読むことに気や頭を遣い、疲れてしまうのです。
またマンツーマンであっても、相手と自分の意見が違った場合、相手を否定して傷つけてはいけない、共感してあげるのが親切と思ってしまい、なぜか本音を言えません・・・。
そして結局人間関係に疲れてしまい、一人でいる方が楽だし、誰も傷つけないから良いと思ってしまうのです。
でも、疲れるのは嫌と思う気持ちと同じか、それ以上に、本当は人と話すのが好きで、自分の知らない世界を見ているいろんな人の話を聞きたいと思っているのです。
なので全くひとりきりで過ごすというのも、苦痛でしかないのです。(←わがまま)
そんなあまのじゃくな私に、本は一人でいること、一人で考えることの味方になってくれるという前書きは、胸にズドンときました。
本はどうやって私の味方になるのか
本を私の味方にした気づき、それは「本は、あなた以外の誰かだ」ということ。
知ってました?!
本はモノじゃなくて、人だったんです(笑)!(正確にはモノでもある)
私にとって本は、疑問を解決してくれるモノ、あるいは、違う世界に連れて行ってくれるモノでした。
ビジネス書や図鑑で、知らないこと・知りたいことを調べたりするモノ、小説・物語で作者の作った世界の話に飛び込むモノ、そういう感覚でした。
著者が書きたいことを書いていて、こちらがそれを都合の良いときに読んで勝手に解釈する、そいうモノだとおもっていました。
でもこの著者は、本を読むということで「自分以外の人」がいるという確認ができる、と言っていたのです。
つまり本は、まさに私の求める「自分の知らない世界をみているいろんな人」だったんです!
昔、親に本を読みなさいとよく言われました。
それは知識を得たり、表現力や語彙を学ぶのに役立つから、そういう理由だと思っていました。
学校でも、国語の授業やテストで、作者の言いたいことはなんですか? 登場人物の気持ちはどんなですか?と聞かれ、それを正確に読み取るのに役立つから、読書をすすめているのだと思っていました。
そういう捉え方じゃなくていいんです。
本は知識を与えてくれる役立つモノじゃない。
わたしが好きな時に、好きな場所で、興味のある話題をマンツーマンでおしゃべりできる相手、それが本なんです。
そう考えるようになったら、本は私の味方になりました(笑)
読書家の注意点
この本を素敵だなと思ったポイントは、著者が「本がすべてじゃない」と言っているところです。
この本ではそもそも本はどうやってできているのかや、楽しく本を読むのに便利なアイディアやコツ、などもたくさん紹介されています。
この本を読んだだけでも、いろんな本好きな人の話を聞けた気がするくらい、多面的に本というものの楽しみ方を知ることができます。
その一方、こんなに本を愛している著者なのに、本を肯定、推奨するだけじゃなく、本好きな人のやってしまいがちな良くない点も挙げています。
読書家が勘違いしやすい良くないところとは、本を読まない人をバカにしたり、本に載っていないことはウソだと錯覚してしまう、などがあるそうです。
良いところだけじゃなくて、良くないところも知らせてくれるのは、やらなくていい失敗を防げるので有難いですよね!
最後に
この本を読んで、いろんな世界を見せてくれる本(人)の存在に気がつけたのは、本当にラッキーでした。
というのも、今の私はちょうどパートを辞めて、読書する時間が持てるようになっていたからです。
そんなわけで、これからますます読書時間が増えそうです🎵
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

本を味方につける本 —自分が変わる読書術 (14歳の世渡り術)
コメント
記事を読ませていただきました。
読書が趣味なので、私も読んでみようと思います。
またおすすめの本があればブログで紹介して下さい!
みけねこさん
コメントありがとうございます☆彡
ブログにまだ書けていませんが、オススメしたい本あります!
まだブログの書き方に試行錯誤していて時間がかかっておりますが、なるべく早く紹介できるように頑張ります(^^)