【読書日記】「あなたのこども、そのままだと近視になります。」

本紹介
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医学博士の坪田一男さんが書かれた「あなたのこども、そのままだと近視になります。」(2017著)を紹介します。

うちの子ども、目が悪いのよね。
なにかできることはないかしら?

親も目が悪いからあきらめるしかないのかな?

筆者の子どもも、小学校入学前に行う検査でC判定(視力0.6~0.3)と診断されました。

思い当たる理由がなくおどろきましたが、実は近年、世界中で近視は増えているそうです。

2012年の調査では世界人口の約22%にあたる約14億人が近視と言われている。
(中略)
東アジアの国では近視増加が顕著けんちょで、10代の近視有病率は約80%以上。

「あなたのこども、そのままだと近視になります。」より引用

現代の多くの人がかかっている近視。

放置しておくと失明のリスクがあります。

そこで今回の記事は、こんな人にオススメ。

 ・ 近視について悩んでいる。
 ・ 近視の進行を少しでも遅らせたい。
 ・ 近視の注意点を知りたい。

それではさっそく解説していきましょう。

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近視とは

近視って要は「視力が悪い」ってことでしょ?

近視を専門的に説明すると以下のようになります。

近視(きんし)は、屈折異常のひとつで、眼球内に入ってきた平行光線が、調節力を働かせていない状態で、網膜もうまく上の正しい位置ではなく、もっと手前に焦点しょうてんを結んでしまう状態。近眼(きんがん、ちかめ)ともいう。

Wikipediaより引用

もう少し簡単に言うと、近視は「網膜よりも前方で像が結ばれてしまい、遠くのものにピントが合わない状態」(本書より引用)です。

そのために、近くは見えるが、遠くは見えにくいということが起こります。

近視を放置するのはキケン!

でもメガネやコンタクトを使えば、見えるから近視でも問題ないよね?!

近視は、そうでない人と比べてその他の目の病気に進行する可能性が高いです。

近視にはレベルがあり、-3Dまでは軽度近視、-6Dまでは中度近視、-6D以上は強度近視と言われます。

そして強度近視は失明や合併症のリスクが高くなります

近視にはいつかの要因があります。

  • 角膜や水晶体の屈折力が強い「屈折性近視」
  • 眼軸長(眼球の長さ)が長い「眼軸長近視」
  • 加齢によるもの

本書では、強度近視の人の眼軸長は、正常な人の眼軸長よりも長いと書かれています。

そして眼軸長が伸びた眼球は、眼球の後ろにある網膜やその下にある脈絡膜みゃくらくまくというものに負担をかけ、

その結果、※1網脈絡膜萎縮、2網膜剥離はくりなどの病気になる可能性があるのです。

※1網膜と脈絡膜が傷んで、正常に機能しなくなる病気 ※2網膜がはががれる病気

ちなみに、一度伸びてしまった眼軸長は元に戻せません

近視は、「進行をおくらせる」!

じゃあどうしたら近視を治せるの!?

残念ながらまだ近視を治療する方法は見つかっていません

でもおくらせることは可能だと、著者は言っています。

ではどうすれば近視の進行を遅らせることができるのでしょうか?

外で過ごそう!

著者が科学的に検証した結果、外で遊ぶ子どもには近視が少なかったのです。

また、欧米の研究でも屋外活動する時間が短い子どもの方が、両親ともに近視である子どもより近視なる確率を高めていたと言います。

バイオレットライトを浴びよう!

屋外で過ごすとなぜ近視を抑制できたのか、その原因を著者が調べたところ、一つの光にたどり着きます。

それがバイオレットライトです。

バイオレットライトとは紫外線と可視光線の中間にある光です。

太陽光に含まれるバイオレットライトを取り入れるには、屋外で過ごすのがよいということになります。

日陰でも効果は十分!

バイオレットライトを取り入れるのに、直射日光を浴びる必要はありません

それでは紫外線を浴びすぎてしまうからです。

バイオレットライトの恩恵をうけるには、日陰で十分ですし、帽子や日傘を使うことも大切です。

またくもりの日でも効果あり

ただ青い光の中にあるため、夕方になると減ってしまうので注意しましょう。

まとめ

近視の治療法はまだ見つかっていませんが、進行はおくらせることができるのです。

最後に本書の近視予防法を紹介したいと思います。

 ① 1日にできれば2時間は外で過ごす
 ② 休憩時間はできるだけ外で過ごす
 ③ 本は目から30センチ以上話して読む
 ④ 読書は姿勢を正して、左右どちらかが本に近い状態にならないように、均等な距離で読む
 ⑤ 読書・スマホ・ゲームなどの近業は1時間したら、5~10分程度は休み、できるだけ外の景色を見たり外に出てリフレッシュする
 ⑥ 規則正しい生活を心がける
 ⑦ 定期的な眼科専門医の診察を受ける

外ですごせと言われると、なんだか億劫おっくうに感じられるかもしれませんが、庭やベランダの日陰で過ごすだけでも良いのです。

遊びが思いつかない人は、マンガやゲーム、おやつタイムなどをベランダや庭で過ごしてみるなどしても良いでしょう。

少しでも外で過ごす時間を作って、近視を予防・遅らせていきたいですね!

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編集後記

子どもの目を守りたい・・・(泣)

我が家の子どもの近視の進行が速く、心配しているところにこの本を見つけました。

かかりつけの眼科の先生にも、外で過ごすのがよいと言われていましたが、遠くを眺めるから良いのかなと漠然と思っていました。

もちろん、おそらくそれも一つあるのだと思います。

まさか太陽光に近視を抑制する効果があるなんて知らなかったので、うれしい発見でした!

これを聞いて、うちの子は今スイミングを習っているのですが、サッカーや野球など屋外でやる習い事をさせたくなりました(笑)

でもそこは、本人はスイミングが好きなのでどうにもなりませんでしたけどね・・・。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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